こんにちは、ベルギー在住のかずです🐕
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。ベルギーの冬の曇り空にも慣れてきた今日この頃ですが、今回は少し足を伸ばして、東欧の真珠、ハンガリー🇭🇺の首都ブダペストへ弾丸一人旅をしてきたお話をしようと思います。
前回のケルン旅ではドイツ鉄道(DB)の遅延に散々イライラさせられましたが、今回は空の旅。果たしてスムーズにいったのでしょうか……?
今回も僕の独断と偏見、そして少しのハプニングを交えた旅日記、ぜひお付き合いください✨
今回の旅の供も、やっぱり格安航空会社(LCC)
冒頭でも触れましたが、今回の旅も「安さこそ正義」をモットーに、格安航空会社(LCC)を利用しました笑
行きはお馴染みのライアンエアー (Ryanair)。相変わらずの狭さ(失礼w w)と、タラップを自力で登るスタイルに、「ああ、僕は今、安く移動しているんだ」という実感を噛み締めながらブダペストへ。ちなみに往路は40€程度でした。
そして帰りは、初めてウィズエアー (Wizz Air)を利用してみました!


ハンガリーを拠点とするLCCなのですが、これが意外や意外。ライアンエアーよりも座席の足元が少し広くて、心なしか快適でした。どちらかと言えば、の話ですが(笑)写真ではわかりづらいのですが、ライアンエアー乗ったことがある方だったら広いことがわかるはず😄。もし次に東欧方面へ行く機会があれば、積極的にウィズエアーを選びたいと思います。
100E番バスで市内へ:24時間チケットのススメ
ブダペスト・フェレンツ・リスト国際空港(Budapest Ferenc Liszt International Airport)に到着後、まずは市内へ移動です。最も一般的で便利なのが、100E番の空港シャトルバス。(乗り継ぎ不要で速いです!)
しかし僕は今回、観光を効率的に安価に済ませたかったので、空港の券売機で「24時間トラベルカード(24-hour Budapest-travelcard)」を購入し、200Eのバスと地下鉄を乗り継ぎました。



そして普通のバスと地下鉄を乗り継ぎ。価格は約2750フォリント🇭🇺(約1,300円 🇯🇵※購入時)ほど。これ一枚で、100E番を除くバスを含む市内の地下鉄、トラム、バスが24時間乗り放題になります!こういうのありがたい✨ このチケットを見てもらうとわかるように10時44分から24時間有効です!
買い方はとっても簡単。券売機でクレジットカードも使えます。画面に従って「24 hour」のチケットを選び、決済するだけ。バスに乗る際は、運転手さんに見せるか、車内の機械にタッチします。僕は運転手に見せるだけの経験でした☺️地下鉄では改札に職員が立っていることがほとんどでした👮
結構地下鉄を市内でも使用したので、都度チケットを買う手間が省けるので、弾丸旅行には絶対におすすめです!
ハンガリーの歴史🇭🇺と、少しややこしい通貨💴💲💶の話
市内へ向かうバスの中で、ハンガリー🇭🇺という国について少しおさらいしました。
ハンガリー(Hungary)は、中央ヨーロッパに位置する内陸国。その歴史は、東方から移住してきたマジャル人に始まります。かつてはオーストリア=ハンガリー帝国として強大な勢力を誇りましたが、二度の世界大戦を経て、共産主義時代を経験し、1989年に民主化されました。
そして、旅行者にとって重要なのが通貨。ハンガリーはEU加盟国ですが、ユーロ(€)ではなく、独自の通貨「フォリント(HUF / Ft)」を使っています。 これが少しややこしくて、100フォリントが約40円(※購入時)くらい。計算がパッとできず、買い物のたびに少し頭を抱えました。クレジットカードが使える場所が多いので、僕はほとんどカードで済ませてしまいましたが、フォリントの感覚に慣れるまでは少し時間がかかりそうです。
昼ごはん:立ち食い店で味わう、豪快ハンガリー料理
市内(ペスト側)に到着し、お腹も空いたので早速お昼ご飯へ。豪華なレストランではなく、地元の人が利用するような立ち食いの軽食屋(BELVAROSI DISZNOTOROS)に入ってみました。綴り間違っているかも…
そこで注文したのが、これぞハンガリー!という豪快な一皿😛
巨大なソーセージ(Kolbász)と、厚切りの豚肉(Sertésfátyol)のソテー、そして大量のフライドチップス(Sült burgonya)。マスタードは僕がかけたのではありません笑




味は、とにかく「肉!油!塩!」という感じで、非常にパンチが効いています。ソーセージにはパプリカが練り込まれていて、少しピリッとするのがハンガリー流。おしゃれさとは無縁ですが、弾丸旅行のエネルギー補給には完璧な、最高に美味しいジャンクフードでした。ちなみに豚肉はとても脂身がしっかりあり、翌日胃がもたれました笑
国会議事堂へ:ドナウ川に浮かぶ、ゴシックの至宝
お腹を満たした後は、ブダペストのシンボル、国会議事堂 (Hungarian Parliament Building)へ。

てか、初めて見た時の自分の感想『これ国会なの??笑』ドナウ川沿いに建つこの建物は、ネオ・ゴシック様式の傑作と言われ、その美しさは世界一とも称されます。実際に目の前にすると、その巨大さと繊細な装飾に圧倒されます。日本の国会議事堂(重厚で四角いイメージ)とは全く違う、まるで宮殿のような優雅な雰囲気です。
ここで一つ、面白いエピソードを。 この国会議事堂の高さは、ちょうど96メートル。これは、後ほどご紹介する聖イシュトヴァーン大聖堂(St. Stephen’s Basilica)と全く同じ高さなのです。 これは、「世俗的な権力(国会)」と「神聖な権力(教会)」は同等であるべき、というハンガリー人の思想を表しており、ブダペスト中心部では、これらより高い建物を建てることが法律で禁止されているそうです。街の景観が守られている裏には、そんな素敵な理由があったんですね。以上AIに聞いた情報リポートでした笑 こんな感じのAIと会話するのも最近の僕の楽しみ!
ドナウ川の真実:靴に込められた、悲しい追悼
国会議事堂からドナウ川沿いを少し歩くと、川岸に無数の錆びついた鉄製の靴が並んでいる場所があります。これが、「ドナウ川遊歩道の靴 (Shoes on the Danube Bank)」と呼ばれる記念碑です。

これは、第二次世界大戦中、矢十字党(ハンガリーのファシスト組織)によって、この場所で銃殺され、ドナウ川に投げ込まれたユダヤ人たちを追悼するために作られました。彼らは、靴を脱ぐように命じられ、その直後に射殺されたそうです。
華やかなドナウ川の景色の中で、この場所だけは静寂に包まれています。並べられた靴の中には、子供用の小さな靴や、女性用のヒールもあり、当時の悲劇を静かに、しかし強烈に伝えています。僕も、犠牲者の方々に静かに祈りを捧げました。

マルギット島に行ったら、まさかのマラソン大会!
ドナウ川に浮かぶ中洲(中洲行ったことない笑)、マルギット島 (Margaret Island)は、都会のオアシスとして知られる広大な公園です。
のんびりと散歩でもしようとトラムで向かったのですが……島に入った瞬間、賑やかな音楽と大歓声が。なんと、ちょうどマラソン大会(Vivicittá Spring Half Marathon)が開催されていたのです!行ったのが土曜日なのですが翌日はメインのハーフマラソンが行われるのだとか🏃


「LAST 100m」の横断幕や、ゴールゲート、そして完走を目指して走るランナーたち。静かな散歩の予定はどこへやら、予期せぬ熱気に圧倒されました。でも、弾丸旅行ではこういう偶然のイベントに出会えるのも醍醐味の一つ。一生懸命走るランナーたちの姿を見て、僕も少し元気をもらいました。ちなみにマルギット島 には、日本庭園や修道院跡などがありますよ☺️
ブダ城へ:丘の上から眺める、世界一の絶景
再びトラムとバスを乗り継ぎ、ドナウ川の西側、ブダ地区の丘の上に建つブダ城 (Buda Castle / Royal Palace)へ。
ここは、かつてのハンガリー王宮であり、現在は国立美術館や歴史博物館として公開されています。ケルン大聖堂のような黒ずんだ外壁とは違い、ブダ城は気品のある、落ち着いた雰囲気です。
そして、ここから見下ろす景色は、まさに「世界一(と言われています)」。 眼下に流れるドナウ川、そこに架かる鎖橋、対岸に広がるペスト地区の街並み、そして遠くにそびえる国会議事堂。弾丸旅行の疲れも吹き飛ぶ、息を呑むような美しさでした。この景色を見るためだけでも、ブダペストに来る価値はあると断言できます。




夜景のリベンジ……のはずが、ホテルで爆睡
ブダペストと言えば、「100万ドルの夜景」と称されるほどの美しい夜景が有名です。僕も、日没後にブダ城やゲッレールトの丘から、ライトアップされた街を眺めるのをとても楽しみにしていました。
……しかし、ここで弾丸旅行のツケが。 夕方、一度ホテル(安宿)に戻って休憩しようとベッドに横になった瞬間、深い眠りに落ちてしまいました。 夜中、外から若者たちの騒がしい声が聞こえて(「くそうるさい」と一瞬思いましたが、眠気の方が勝ちました)何度か目は覚めましたが、結局ほぼ起きることなく爆睡。
気づけば、電車などがない時間に。
世界一の夜景を見逃すという、痛恨のミス。前回のケルン旅に続き、僕の旅にはどうしてこう、必ずどこか「オチ」がつくのでしょうか……(苦笑)。次回のブダペスト旅行は、必ず一晩中起きて、夜景を堪能すると心に誓いました。
最後に:セーチェーニ鎖橋を渡って、今回の旅は終わり
翌朝、夜景のリベンジを果たせぬまま、帰りの飛行機の時間が近づいてきました。 最後に、ブダペストで最も有名な橋、セーチェーニ鎖橋 (Széchenyi Chain Bridge)を歩いて渡りました。



1849年に完成したこの橋は、ドナウ川を挟んで別々の街だった「ブダ(Buda)」と「ペスト(Pest)」を初めて恒久的に繋いだ橋です。橋の入り口には、荘厳なライオンの像 (Lion Statues)が鎮座し、橋を守っています。
この橋を渡ることで、ブダペストという一つの街の完成を感じることができます。鎖橋の美しいフォルムと、ライオン像の迫力を肌で感じながら、今回の弾丸旅行を締めくくりました。
いかがでしたでしょうか。
夜景を見逃すという大失態はありましたが、格安LCC、豪快なハンガリー料理、国会議事堂の圧倒的な美しさ、ドナウ川の悲しい歴史、そしてブダ城からの絶景。弾丸旅行ながら、とても濃い時間を過ごすことができました。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう! Viszontlátásra!(ヴィソントラーターシュラ! ※ハンガリー語で「さようなら」)

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