前回、ブリュッセルについて少し触れましたが、実はブリュッセルネタはまだまだあるんです。でも今回はあえて、ネタが尽きるまで他の都市の話をしていこうと思います。
今回の主役はベルギー第2の都市、知る人ぞ知るアントワープです。アントウェルペン、アントワープ、アントワープ…呼び方はいろいろありますが、私は昔覚えた「アントワープ」で通しています。(これ、ベルギーあるあるですよね!)
さて、「アントワープ」とは?
アントワープはベルギー北部に位置し、古くからダイヤモンド取引の中心地として名を馳せる港湾都市。歴史的な美術館やゴシック建築が立ち並び、芸術と商業が融合した魅力的な街です。特に17世紀の画家、ピーター・パウル・ルーベンスの作品が街中に点在し、美術愛好家にはたまらないスポットが満載です。
私自身、アントワープは昔から憧れの街で、一度訪れてみたいと思っていました。その理由のひとつが、あの「フランダースの犬」!私、実はアニメは数話しか見たことがないのですが、アニメ人気100選の番組には必ず登場し、ネタバレは完全に頭に入っているほどの知識派です。
そんなアントワープ訪問の思い出、今回はご紹介します。
アントワープへはブリュッセルから国鉄で約1時間半。意外と近くてアクセスも良好です。到着してまず目に飛び込んでくるのが、世界一美しいと言われるアントワープ中央駅。私、こういう「世界一」と名のつくものにはつい足が向いてしまうミーハー野郎です。
実際に見てみると納得の美しさ。私のインスタにもアップしましたが、友人から「ハリーポッターに出てくる駅みたい!」とDMが届くほど、海外感満載のステーションでした。


そして今回は日帰り旅なので、真っ先に向かったのはアントワープ聖母大聖堂です。
アントワープ聖母大聖堂は、ゴシック建築の傑作であり、その高くそびえる尖塔は市のシンボルともなっています。内部にはルーベンスの代表作がいくつも展示されており、宗教芸術の宝庫として知られています。

土曜日に訪れたこともあり、館内は多くの観光客で賑わっていました。中に入ると天井の高さにまず圧倒され、ステンドグラスの美しさが空間を一層神秘的に演出しています。そしてやはり見どころは、ネロが憧れたあのルーベンスの大作。実際に見ると、アニメで描かれた場面が鮮明に思い出され、胸が熱くなりました。



写真を撮りたかったのですが、同じく写真撮影をする人たちでなかなかベストショットが撮れず…でも、その美しさはしっかり目に焼き付けました。外へ出ると、ネロとパトラッシュの像もあり、子どもたちが像に乗って楽しそうに写真を撮っていました。

今回のアントワープ訪問記はここまで。まだ一度しか訪れていませんが、絶対にまた行きたい街の一つになりました。


コメント