こんにちは、ベルギー在住のかずです🐕
皆さん、元気にしてますか?久しぶりの投稿になります!私は今、ベルギーのチョコの甘さとビールの苦味に挟まれながら、なんとか元気に生きています。
また、このブログを執筆している現在(2026.03.01)アメリカ・イスラエルがイランの攻撃を初めています。色々な情勢はあるかと思いますが、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、罪のない人々のこれ以上の被害がないことを願います。
さて、今回はお隣の国、ドイツ🇩🇪のケルンへ日帰り一人旅をしてきたお話をしようと思います。来ました初ドイツ🇩🇪
結論から言いましょう。ドイツ、近い✨ そして……ドイツの鉄道(DB)、噂以上にマイペースすぎる!!
私の怒涛の(主にイライラしていた)ケルン旅行記、ぜひ最後までお付き合いください。
出発はブリュッセル北駅、戦いの始まり
今回の旅の始まりは、ブリュッセル北駅(Gare du Nord)。ここから長距離バス「FlixBus」に乗り込み、いざケルンを目指します。朝8時ごろの出発なのですが、12月末なのでかなり暗いですね。

ベルギーからドイツまではバスで3時間弱。車窓から見える景色は、どこまでも平坦な「THE・ヨーロッパの田舎」ですが、私の心はこれから出会うゴシック建築の最高傑作、ケルン大聖堂への期待で膨らんでいました。
……が、この時の私はまだ知らなかったのです。ドイツの公共交通機関という名の「底なし沼」が私を待ち受けていることを。
駅から徒歩0秒?ケルン大聖堂の圧倒的圧
ケルン中央駅(Köln Hbf)に到着。ちなみに豆知識でAIに聞いたところこのHbfはドイツ語でHauptbahnhof(ハウプトバーンホフ)これは中央駅という意味だそうです☺️



バスを降り、鉄道駅を抜けて外へ出た瞬間、私は文字通り「のけぞり」ました。
「近っっっ!!!」

普通、有名な観光地って「駅からバスで15分」とか「徒歩10分」とかあるじゃないですか。ケルン大聖堂は違います。駅のドアを開けたら、そこにあります。というか、大聖堂の軒先に駅を作っちゃったレベルの距離感です。この写真、後を振り返ると駅です笑

見上げすぎて首がグキッとなるほどの高さ(157メートル!)。煤けて黒ずんだ外壁が、積み重ねられた歴史の重みを無言で語りかけてきます。まさに「ラスボスの城」といった風貌。圧倒的な威圧感に、バスの長旅で凝り固まった体も一瞬でシャキッとしました。
ステンドグラスの小話:中世の光と現代のドット絵
ケルン大聖堂は無料で入館できます!!!(ドケチには嬉しい)。早速内部へ入りましょう。大聖堂の内部に足を踏み入れると、そこは別世界。僕はカトリックではないのですが、この癒しの空間は多くの方々の心を浄化してきたのがわかります。


大聖堂の最奥、主祭壇の後ろにある金ピカの大きな箱。(写真みにくいですね…)これが実は世界最大の金細工の聖遺物箱で、中には新約聖書に登場する「東方の三博士(イエス誕生を祝った3人の賢者)」の遺骨が納められていると言われています。
中世の巡礼者たちは、これを見るためにヨーロッパ中から命がけでケルンに集まったんです。今のケルン中央駅がこれほど巨大なのも、元を辿ればこの「箱」のおかげと言っても過言ではありません。
高い天井、ひんやりとした空気、そして何より目を引くのがステンドグラスです。ここでちょっとした豆知識を。
大聖堂内には、聖書の物語を描いた伝統的なステンドグラスが並んでいますが、一つだけ異彩を放つものがあります。それが、現代美術家ゲルハルト・リヒターが手掛けた「リヒター・ウィンドウ」(写真に撮った、あのカラフルな四角いドットのやつです)。昔のテレビって近くで見るとこんなんだったよなーとニヤニヤしながら見てました笑

実はこれ、第二次世界大戦で破壊された窓を修復する際、2007年に新しく設置されたものなんです。約1万1500個もの色の付いたガラスがランダムに配置されていて、光が差し込むと床がまるでデジタルピクセルの海のように輝きます。「中世の厳かな空間にドット絵?!」と最初は驚きますが、この新旧のコントラストがケルンの懐の深さを物語っているんですよね。
他にも有名な絵がたくさんあるのでぜひ探してみてください☺️


ドイツ鉄道(DB)に捧げる、私のイライラ
大聖堂を堪能し、ろうそくに火を灯して(リストにある番号を思い浮かべながら、日々の平穏を祈りました)、さあ、ここからはドイツの街を少し散策しよう!と意気込んだ私を待っていたのは、本日最大の敵。

そう、**「ドイツ鉄道(DB)」**です。
世界的に「ドイツ人は時間に正確」というイメージがあるじゃないですか。あれ、鉄道に関しては大嘘です。完全に都市伝説です。
駅の電光掲示板を見てください。
- 「11:23発 Sindorf行き」→「11:37に遅延」
- 「11:43発 Düren行き」→「遅延」
- 「12:03発」→「まあ、たぶん遅れる」
ホームに立っている間中、ずっとアナウンスで「不具合のため遅れます」「先行列車との調整のため遅れます」と謝罪が流れています。いや、謝るくらいなら動いてくれ!と、私の心の中のベルギー犬🐕がキャンキャン吠えまくっていました。
結局、電車が予定通りに来ることなんて一度もなく、乗り換えもスムーズにいかず、私はホームの時計と電光掲示板を交互に見つめながら、ずっとイライラしていました。「ドイツの技術力はどうした!」「予定が1ミリも進まない!」と内心キレ散らかしていましたが、周りのドイツ人を見ると、みんな「ああ、またか」みたいな顔で平然と本を読んだりコーヒーを飲んだりしている。
この忍耐強さ。これこそが真のドイツの力なのかもしれません。私はまだまだ修行が足りないベルギー在住日本人でした。
旅の終わりに
色々ありましたが、やっぱりケルンは美しい街でした。大聖堂の荘厳さに圧倒され、リヒターの光に癒やされ(イライラで相殺されましたが)、最後は駅の売店でプレッツェルを齧りながら、またしても遅れているバスを待ちました。
もし皆さんがケルンに行くなら、アドバイスは一つだけ。 「分刻みのスケジュールは、大聖堂のゴミ箱に捨ててから行きましょう。」
ドイツの遅延を「風情」だと思える余裕ができた時、あなたは本当のヨーロッパ通になれるはずです。私は……次回はもっと心穏やかに、ビールでも飲みながら待ちたいと思います。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう! Tschüss!(チュース!)

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